【5月26日より開催・会期延長!】アート・デザインで辿るチェコ100年史:「チェコ・デザイン 100年の旅」展

「チェコ・デザイン 100年の旅」展

※2020年7月5日(日) まで会期延長決定のため、開催概要に追記しています。(2020年4月21日時点)
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策で臨時休館していた京都国立近代美術館が5月26日より再開館となります。
来館の際は、事前に開館時間等の最新の情報や感染拡大予防のため美術館が実施している対策を公式サイトでご確認ください。
なお、団体での観覧は不可、夜間開館は休止となっております。(更新:2020年5月22日)

アール・ヌーヴォーを代表する芸術家アルフォンス・ミュシャ(ムハ)の生まれ故郷であり、フランス絵画の影響を受け、「チェコ・キュビズム」と呼ばれる独自の様式を生み出したチェコ。

なかでも20世紀のチェコは、アニメやおもちゃに至るまで、世界を魅了する数々のデザインを生み出したことでも知られていますが、この時代、デザイナーたちは、戦争や占領、政変と、刻々と変わる国家の情勢に翻弄されながらの創作活動を余儀なくされました。

間もなく京都国立近代美術館で開催される「チェコ・デザイン 100年の旅」展では、そんな「チェコ・デザイン」の100年を、家具やプロダクト、ポスターなど、チェコ国立プラハ工芸美術館所蔵の作品を中心とした約250点の作品で辿ります。

歴史軸にそって、時代の影響色濃い作品を振り返る同展は、チェコや同時代のヨーロッパの情勢が20世紀のデザインに与えた影響の、一断面を浮かび上がらせます。

アルフォンス・ミュシャ 《ジスモンダ》 1894年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵ラジスラフ・ストナル 《耐熱ガラスのティーセット》 1931年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵ヴラスチスラフ・ホフマン 《椅子(彫刻家ヨゼフ・マジャトゥカ邸食堂用)》 1911-12年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵イジー・シュハーイェク 《花瓶<四季>シリーズより》 1999年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵マリエ・ライロヴァー 《革装本》 1925年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵ミロスラフ・ナヴラーチル 《シェルチェア》 1959年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵パヴェル・ヤナーク 《クリスタル(結晶)型小物入れ》 1911年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵ルドヴィカ・スムルチュコヴァー 《小枝模様の花瓶》 1943年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵ヴァーツラフ・シュパーラ 《小箱《悪魔》》 1921年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵ヤロスラフ・イェジェク 《コーヒーセット《ダグマル》ポット》 1960年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵フランチシェク・キセラ 《ブローチ》 1915年<br>チェコ国立プラハ工芸美術館蔵

 

■開催概要
会 期:2020年3月6日(金)~5月10日(日)
開幕日未定~2020年7月5日(日)(2020年4月21日時点)
*3月6日(金)~ 臨時休館のため、開幕等の最新情報は「京都国立近代美術館公式サイト」からご確認ください。

2020年5月26日(火)~7月5日(日)(2020年5月22日時点)

会 場:京都国立近代美術館
時 間:9:30~17:00
*金曜日、土曜日は20:00まで開館
*入館は各閉館時間の30分前まで

休 館:月曜日
※ただし5月4日(月・祝)は開館

料金:一般1,400円(1,200円)、大学生1,000円(800円)、高校生500円(300円)
*( )内は20名以上の団体
*中学生以下は無料
*心身に障がいのある方と付添者1名は無料
(入館の際に証明できるものを要提示)
*本料金でコレクション展も観覧可
 

 

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