宮崎いず美をゲストアーティストに起用した、BALとのコラボレーションプロジェクト「Izumi Miyazaki×BAL」が始動!

©️Izumi Miyazaki -BAL2021

京都と神戸にある、子供から大人、衣食住から美まで、生活を豊かにしてくれるアイテムを豊富に取り揃えているファッションビル「BAL」を展開する株式会社BALは、2021年6月1日(火)より、「KYOTOGRAPHIE(キョウトグラフィー)京都国際写真祭」のクリエイティブチーム「KYO-ZON(キョーゾン)」とのコラボレーションプロジェクト「Izumi Miyazaki×BAL」を始動しています。

このプロジェクトは、宮崎いず美氏をゲストアーティストとして起用し、1年間シーズン毎に4作品のビジュアルキャンペーンを展開。日本の四季を連想させる風物詩をメインモチーフとした、宮崎氏による撮り下ろし作品であるキー・ビジュアルは、夏至の6月21日(月)より京都と神戸の両館内の各所に展示される他、作品からインスパイアされた様々なイメージも点在されます。

キー・ビジュアル参考画像  ©️IzumiMiyazaki -BAL2021

宮崎氏は、1994年生まれのアーティストで、大学在学時にセルフポートレートを始め、それをライフワークとしています。2018年のKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭で一躍注目を集め、その後「Fondazione PRADA」での展示や「Valentino」とのコラボレーションなどを経て渡英。日本帰国後、現在はアートや広告などの枠を超えたクリエーションを行っています。

宮崎いず美氏

第一弾のキー・ビジュアルローンチを記念し、モデレーターに京都出身でDJの沖野修也氏を迎え、ゲストアーティストである宮崎氏とKYOTOGRAPHIE共同ディレクターの仲西祐介氏のプレス向けクローズドトークセッションが、2021年6月21日(月)に開催されました。

今回、仲西氏のもとに、「BALのために何かを作ってくれないか」といった依頼がきて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収束したときに、アートを通して何か体験できないかと考えたといいます。そのとき、KYOTOGRAPHIE共同ディレクターのルシール・レイボーズ氏が、最初にひらめいたのが宮崎氏だったそう。「これからどういった世の中になるか不透明だが、ポジティブなものが作れると思った」と仲西氏は言います。

宮崎氏は、オファーを受けて「率直に嬉しかった。自分自身、ピュアなアーティストだと思っておらず、コラボをすることが好き。お題を投げられることが嫌なアーティストもいると思うが、私はチャレンジしたい気持ちが勝っている。実現するにはチームの皆さんの力が必要不可欠。今まで基本的に一人で活動してきたが、可能性は限られてしまう。チームだと思いつかないものが完成して、可能性が広がった。今回、共同作業することで、チームで作っていくことはいいなと思った」と語っています。また、商業施設のアート作品なので、「ある程度、おしゃれに見えなければならないと思った。服を選ぶときも気を付けた」とコメントしています。

沖野氏は「宮崎さんの作品は、ポップで明るく楽しいイメージの一方、シュールでシニカルな部分もあって、両者が共存している印象。今回のコラボでBALのチャレンジ精神を感じた。宮崎さんが選ばれたことに必然性を感じた。若くてインパクトがある」と述べています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、これまでの日常の在り方が問い直され始めて1年以上の月日が経ちました。変わりゆくことと変わらないことが見えたり隠れたり、新たな日常を模索されている方も多いと想像します。このような先行きの見えにくい時代に、BALはこれからの新しい日常の在り方に一つの提案を出してみたいと感じて、本キャンペーンを開始したといいます。このキャンペーンを通して、多くの方とイメージを共有し、ポジティブな未来を一緒につくっていきたいと考えているそう。ぜひ、「Izumi Miyazaki×BAL」のコラボプロジェクトを観に、店舗へ足を運んでみてはいかがでしょうか。


会 場:京都BAL/京都BAL ANNEX
時 間:11:00~20:00
電 話:075-223-0501

 

会 場:神戸BAL/神戸BAL ANNEX
時 間:11:00~20:00
電 話:078-391-0501



 

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