大分県別府にサイトスペシフィックなホテル「GALLERIA MIDOBARU(ガレリア御堂原・みどうばる)」が、2020年12月18日(金)にオープン!

「GALLERIA MIDOBARU(ガレリア御堂原・みどうばる)」共用部イメージ

国内随一の温泉観光地・別府市。古くから多くの旅人や文化を受け入れてきたこの町に、株式会社 関屋リゾートの4軒目となるホテル「GALLERIA MIDOBARU(ガレリア御堂原・みどうばる)」が、2020年12月18日(金)にオープンします! 2020年7月17日(金)よりWebサイト(https://beppu-galleria-midobaru.jp/)にて、宿泊予約の受付が開始されています。

撮影:井上食堂

本ホテルは、土地の文化に関心が高く旅慣れた旅行者をターゲットに、別府を拠点とする企業だからこそ出来る、特別な体験を提供する施設を目指し、「体験価値を高めるサイトスペシフィックなホテル」というコンセプトのもと全体がデザインされています。サイトスペシフィックとは、土地や場所の特性を生かして制作される芸術作品やプロジェクトの性質のこと。

建築は、外側と内側が交互に登場する特徴的なつくりとなっており、別府の地質や断層をイメージ。この土地を想起させる壁面の質感や、路地の多い別府の町を思い起こさせる建築構造、天候や季節を直接的に感じられる空間は、宿泊者に別府という土地を強く印象づけます。

客室イメージ

コンセプト立案・クリエイティブ ディレクション・VI計画およびファニチャーデザインを担当したのは、大阪を拠点に、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから、食、アートにわたるまで、様々なクリエイティブ活動を展開する「graf」。

館内には、今注目すべき日本人アーティストによって、このホテルのために制作された作品が施設内各所に設置されます。例えば、非日常的な空間をつくり出すダイナミックな参加型インスタレーション作品や、パブリックアートを数多く手掛ける現代美術家の大巻伸嗣や、無機物ながら有機的な造形美の繊細なガラス作品で知られる美術作家の青木美歌、場所や人と向き合い、長期に渡って関係性を紡ぎながら写真を撮り続ける写真家の草本利枝などの作品が並びます。湯けむりたなびく青空、夕暮れの路地裏、浴衣の模様、旅人の何気ない会話―。マジカルな魅力を併せ持つ「別府」の、ある場所・ある瞬間からインスピレーションを得て生まれた作品たちは、この町と繋がるための扉、想像力を拡げる窓となり、「GALLERIA MIDOBARU」から始まる、新たな旅へとゲストを誘います。

青木美歌泉イネ大巻伸嗣オレクトロニカ草本利枝鈴木ヒラク中山晃子西野壮平ネルホル
参加アーティストによる過去作品

客室は天然温泉露天風呂付で全35部屋。別府を一望する高台に位置し、弱酸性低張性高温泉・硫黄泉が湧く堀田温泉の湯を、各部屋で楽しむことができます。ホテル2Fには、バースペース「HOT SPRING BAR」があり、ロビーテラスからは別府湾を一望する絶景を見渡すことができます。

共用部イメージ

また別棟のレストラン「THE PEAK」では、地元食材を中心としたグリル料理等を提供。お客様の希望に応じて、食事の有無や、軽く食べる、しっかり食べる、懐石料理を食べる、街に出て食べる、という選択肢が可能で、連泊するお客様にとって調整しやすいようになっています。開業後は、レストラン「THE PEAK」のランチタイム営業、「HOT SPRING BAR」では、カフェタイム営業を実施。ランチタイムとカフェタイムは、宿泊客以外の方も利用できるほか、施設を利用するお客様は館内に設置したアート作品を鑑賞することができます。

株式会社 関屋リゾートの代表取締役 林太一郎氏曰く、「ホテルに求められるニーズも多様化するなか、これまでの『当たり前』だった画一的なサービスではなく、お客様1人ひとりに応じた新しいスタイルの滞在を実現するお手伝いをしたい。別府を拠点とする私たちだからこそご案内できるサービスやアクティビティをつくりたい。そうして、お客様の多様な視点を通じて、『別府』の魅力が世界に発信されることを願っています」とのこと。

ぜひ、サイトスペシフィックな空間で、感性が刺激される特別な体験を味わってみてはいかがでしょうか?

撮影:井上食堂

 

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