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ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2018.07.29

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信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館

信州新町美術館・有島生馬記念館・信州新町化石博物館

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概要

信州新町美術館は昭和22年二紀会創立委員の栗原信(くりはらしん)画伯が、当時の水内村に来遊されて村の美術愛好家と懇談された折に「フランスには小さな村にも特色あるミュゼがあり感動した。この村にも美術館をつくりましょう」という提唱を受けて、昭和35年信州新町美術館条例が制定され、既設建物の壁面に所蔵作品を展示していたが、昭和57年に現在の美術館が完成、同時に有島生馬記念館(ありしまいくまきねんかん)を併設して開館しました。
 所蔵作品は全て諸作家、篤志の方々からの善意の贈り物であり、2,600余点を数えるにいたりました。この中には以下の通り、日本水彩画会創立委員で近代水彩画壇の大家、赤城泰舒(あかぎやすのぶ)の作品450余点、昭和の広重といわれる版画家小泉癸巳男(こいずみきしお)の版画と版木の全て、200余点も寄贈されるなど、多くの作品を収蔵しており、常設展示と年数回の特別展や企画展を開催しています。

生馬の没後、「松の屋敷」は上智大学の所有となり、昭和55年(1980)に取り壊すことになり、生馬の一人娘暁子さんの熱い思いを受けて、縁の深かった信州新町に上智大学から譲渡を受けて移築しました。再建は町内外の寄付を募り、昭和57年(1982)10月に「有島生馬記念館」としてよみがえり、開館しました。
 現在この「有島生馬記念館」は、生馬が命名した景勝豊かな琅鶴湖の湖畔に永久に保存され、画家、作家、書家としての有島生馬の偉業を伝えています。

信州新町化石博物館は、長野市信州新町(当時上水内郡水内村)出身の故西沢勇たけし氏の化石コレクション約6000 点を昭和58(1983)年に町に寄贈していただいたことがきっかけとなり、平成5(1993)年12 月に開館しました。世界53 カ国から集められた化石コレクションは、三葉虫やアンモナイト、魚類、植物、貝類など様々な種類であることから、化石の図鑑のように見ていただく事ができます。
 博物館の展示は、映像展示室のフォッシルラボと常設展示室のフォッシルワールドに分けられます。また、平成21(2009)年には化石博物館駐車場にディプロドクスの実物大復元模型が、フォッシルワールドにはクビナガリュウ(ホベツアラキリュウ)のレプリカが新たに加わり、展示が充実しました。
 平成22(2010)年1月に信州新町は長野市に合併となり、信州新町化石博物館は長野市立博物館の分館として位置づけられています。

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