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ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2018.07.29

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五箇山民俗館

五箇山民俗館

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概要

私たちのふるさと上平村は、庄川の上流、富山県の最南西端に位置し、東は平村、北は城端町、福光町と境し、西は石川県金沢市及び同県吉野村、南は岐阜県白川村に接ししている自然美に恵まれた地域です。また、利賀村・平村とあわせた地域は、5つの谷(赤尾谷・上梨谷・下梨谷・小谷・利賀谷)の合間に点在する山里『五箇山』という名称で古くから呼ばれてきました。
 この地域に人が移り住んだのは石器時代といわれ、当時の住民たちが使用した石器や土器が村内から多数発掘されており、特に土器は、縄文時代中期から後期のはじめにかけてのものが多く出土しています。
 古代には、白山の修験道として村の西境を南北に連なる大門山・見越山・奈良岳・大笠山・笈ケ岳に修験者の往来があったといわれ、平安末期には倶利伽羅の合戦で敗れた平家の落人が逃れ住み着いたと伝えられており、落人が逃れてきたときの様子なども哀れに伝えられています。
 また、中世、浄土真宗本願寺8代蓮如上人の時代には、赤尾の道宗が五箇山に真宗信仰の道を開き、この真宗信仰が厳しい自然条件の中で生きる人々の心の支えとなり、「結(ユイ)」に代表される助け合い社会の基本となったといわれています。
 近世以降、五箇山は加賀前田藩の所領として封建社会に取り込まれ、養蚕、和紙、そして火薬の原料となる塩硝の産地としての性格を持つようになりました。反面、急峻な山と谷は天然の流刑地としての要件をみたし、多くの罪人が加賀の都から送られてきましたが、そのことが、遊女お小夜に代表されるように、都の文化の伝来に寄与していたとも考えられています。
 その後、明治22年に町村制が公布された際、五箇山の5つの谷のうち、赤尾谷と上梨谷の一部を上平村と称すことになりました。
 村の主要交通網は、村内を南北に貫く一般国道156号と平村下梨で連絡する国道304号の2路線で、平成12年には東海北陸自動車・五箇山ICの供用が開始されました。
 経済的には、農林業が基盤ですが、耕地面積が少なく農家のほとんどが第2種兼業農家であり、主要生産物の米とともに特産品でもある赤かぶらの生産を行っています。林業は、地形が急峻で且つ豪雪地帯であるため零細ですが、近年中山間地域総合整備事業、林業地域総合整備事業等により基盤整備や生活環境の改善に取り組んでいます。
 一方、上平村は全域が白山国立公園、五箇山県立自然公園に指定されており、四季折々の自然景勝に大変恵まれています。平成7年に世界遺産に登録された「菅沼合掌造り集落」や国重要文化財「岩瀬家」に代表される文化財や、「こきりこ節」や「むぎや節」といった情緒溢れる民謡、温泉、スキー場、桂湖野外活動施設等を活かしたむらづくりに取り組んでいます。

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