ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2019.05.16
写真
口コミ(0件)
概要
江戸幕府が開いた東海道は、参勤交代のほか商人や、伊勢参りなどの旅人が往来する大動脈でした。名所絵や旅案内などの出版も相継ぎ、東海道を舞台にした旅の滑稽本、十返舎一九の『東海道中膝栗毛』が大ヒットして、旅ブームの先駆けとなったのもこの時代でした。浮世絵師、歌川広重(うたがわ・ひろしげ)が描いた保永堂版《東海道五拾三次》には、旅人や宿場の様子が情緒豊かに描き出され、爆発的な人気を博しました。これにより広重が描いた東海道シリーズは「丸清版」を含め20種類以上にのぼるほどでした。本展では、『東海道中膝栗毛』の弥次、喜多のハチャメチャ道中を追いながら、「保永堂版」と「丸清版」のふたつの東海道五拾三次を同時に展示し、日本橋から見附宿までを前期、浜松宿から京都までを後期としてご紹介します。前期:6月8日(土)~7月15日(月・祝)後期:7月17日(水)~8月18日(日)
写真
口コミ(0)
人気ランキング 展覧会(全国)
あなたのデスクトップにアートのインスピレーションを
ARTS WALLは、常にアートからの知的な刺激を受けたい方や、最新のアートに接したい方に、ARTLOGUEのコラムや、美術館やギャラリーで今まさに開催中の展覧会から厳選したアート作品を毎日、壁紙として届けます。 壁紙は、アプリ経由で自動で更新。