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瀬戸内国際芸術祭 2019 ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2019.07.20

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瀬戸内国際芸術祭 2019

高松港周辺 他| 2019.4.26(金) 〜 11.4(月)

  • 普通

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概要

テーマ:海の復権 

「島のおじいさんおばあさんの笑顔を見たい。」-そのためには、人が訪れる“観光”が島の人々の“感幸“でなければならず、この芸術祭が島の将来の展望につながって欲しい。このことが、当初から掲げてきた目的=『海の復権』です。 

有史以来、日本列島のコブクロであった瀬戸内海。この海を舞台に灘波津からの近畿中央文化ができたこと、源平、室町、戦国時代へとつながる資源の争奪の場であったこと、北前船の母港として列島全体を活性化したこと、朝鮮通信使による大切な大陸文化の継続した蓄積の通路であったことは、その豊かさを物語るものでした。しかしこの静かで豊かな交流の海は近代以降、政治的には隔離され、分断され、工業開発や海砂利採取等による海のやせ細りなど地球環境上の衰退をも余儀なくされました。そして世界のグローバル化・効率化・均質化の流れが島の固有性を少しずつなくしていく中で、島々の人口は減少し、高齢化が進み、地域の活力を低下させてきたのです。 

私たちは、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内海が地球上のすべての地域の『希望の海』となることを目指し、瀬戸内国際芸術祭を開催しています。 

4回目となる瀬戸内国際芸術祭 2019 においても、これまで同様、海に囲まれどこからでもアプローチでき、農・工・商が混在した原初の人びとの存在を教えてくれる瀬戸内の島巡りを通し、この先地球上に人が生きること、展望を持つことを考えながら、プロジェクトを展開していきます。

島の魅力を発見し、「あるものを活かし新しい価値を生み出す」サイトスペシフィックなアートプロジェクトの進展の他に、「瀬戸内の資源」、「アジアの各地域」そして「島の『食』」を重点プロジェクトとして展開し、個別プロジェクトの一層の充実を図ります。 
また、アートと地域との関わりを多角的に広げていくため、芝居や舞踏などのパフォーマンスを積極的に展開します。 
 

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。

 

開催概要
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会    期:2019年4月26日(金)~11月4日(月・振休)
春(ふれあう春):2019年4月26日(金)~5月26日(日)
夏(あつまる夏):2019年7月19日(金)~8月25日(日) 
秋(ひろがる秋):2019年9月28日(土)~11月4日 (月・振休)
総計 107 日間

会    場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、 伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺

料金や出品アーティスト等詳細はこちらからご確認ください。

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