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冨井大裕 線のためのポートレイト(近藤恵介)、2018、アクリル板、ドローイング:近藤恵介 展示風景:「卓上の絵画・春」MA2ギャラリー、2018、撮影:柳場大 ©Motohiro Tomii、Courtesy of Yumiko Chiba Associates:冨井大裕 「線を借りる」void+ ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2018.12.13

EXHIBITION / 展覧会

港区 青山・表参道・原宿

冨井大裕 「線を借りる」

void+| 2018.11.30(金) 〜 2019.1.25(金)

  • 普通

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概要

冨井大裕は彫刻の新たな可能性を探り、様々な彫刻の形を提示してきました。作品を制作するその態度や行為、体験などそのものが作品として成立するかどうか、芸術作品となるにはどのような要素が不可欠なのかを模索してきました。冨井は付箋や色鉛筆、ハンマーやゴミ箱等、しばしば身の回りにある既製品を用いて作品を作りますが、従来あったその物特有の用途や意味を取り払うことで、その物の物質としての新たな魅力や存在に焦点を当て、全く違うものへと昇華させます。またある時には指示書のみを展示し、観客自身がその指示に従い彫刻作品となるプロセスを踏む作品など、従来の“もの”としての彫刻とはかけ離れた、そのものの裏にある見えない“こと”にも焦点を当てた作品制作をしています。

今回の展覧会ではタイトル通り、他人の作品から「線」を借りた作品を発表します。ファッションブランド「tac:tac」のデザイナー、島瀬敬章氏のパターンの線を元に作られた彫刻作品、そのパターンから起こされた服、その服を試着する観客、それを写す鏡と映り込む背景、その全てのもの・こと・場・時など彫刻としての可能性を顕在化する展示となります。

12月後半のイベントでは、山形ビエンナーレ2018に於いて行われた彫刻についての問題提起を続けているグループ「AGAIN-ST」と「コーヒーのある風景」をテーマに美術やデザインを横断するユニット「L PACK.」によるコラボレーションが、再び「おでん屋」として実現します。AGAIN-STのメンバーが制作したおでんの型の展示と共に、void+parkingに3日間限定の屋台が出現します。


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開催概要
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会    期:2018 年11月30 日(金)~2019 年1 月25 日(金)
会    場:void+
時 間:14:00~19:00(入館は21:30まで)
休 廊:日・月・祝
*12月23日(日・祝)は開廊
*冬季休廊:2018年12月25日(火)~ 2019年1月7日(月)

■関連イベント
◯彫刻おでん屋台「LA」
会 期:2018年12月21日(金)~12月23日(日・祝)
21日17:00~22:00(21:00オーダーストップ)
22日15:00~22:00(21:00オーダーストップ)
23日15:00~19:00(18:00オーダーストップ)
企画:L PACK、void+
協力:AGAIN-ST

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