ARTLOGUE 愛知県展覧会 名古屋市昭和区展覧会 山中町展覧会
所蔵茶道具展 茶の湯と文芸ー和歌に託した茶の心ー ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2018.08.28

EXHIBITION / 展覧会

名古屋市昭和区

所蔵茶道具展 茶の湯と文芸ー和歌に託した茶の心ー

桑山美術館| 2018.9.8(土) 〜 12.2(日)

  • 普通

口コミ(0件)


概要

千利休の師であった武野紹鴎は「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕暮」という藤原定家の和歌をもって茶道の理念とし、利休は「春をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」と藤原家隆の和歌で侘び茶の心髄を示したといわれます。茶の湯の心得を古歌に託すことで、静寂な余情の中に奥深い趣を感じます。

時代が江戸に移り小堀遠州が茶の湯の指導者的役割を果たすようになると、「綺麗さび」といわれる美意識が茶の湯に求められ、その一例として茶入や茶碗などの銘を和歌から採用するという「歌銘」が好まれ、茶の湯と文芸がより密接になりました。

今回の茶道具展では、細川幽斎、烏丸光広などによる懐紙や短冊などの掛物を中心に構成し、「春夏秋冬」や、「祝賀」「神祇」、「歌枕(歌に詠み込まれる名所)」に区分しました。さらに歌銘のある茶入や茶碗、さらに和歌に詠み込まれた季の詞(ことば)にちなんだ銘や文様のある茶道具を取り合わせました。

短冊などにしたためられた流麗な書体とともに、和歌文学と茶の湯に共通する風流な世界をご覧いただきたいと思います。

口コミ(0)

人気ランキング 展覧会(全国)

入江明日香 ― 心より心に伝ふる花なれば ―

茨城県 美術館・博物館

茨城県天心記念五浦美術館

写実絵画のいまむかし

茨城県 美術館・博物館

笠間日動美術館

TeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念 『エリック・カールと宙(そら) 展』

美術館・博物館

宇宙ミュージアム TeNQ(テンキュー)

太田喜二郎と藤井厚二

東京都 美術館・博物館

目黒区美術館

6月県博(けんぱく)デー

栃木県 美術館・博物館

栃木県立博物館

館蔵 夏の優品展「動物のかたち」

美術館・博物館

五島美術館

青のある暮らし ― 着物・器・雑貨

東京都 美術館・博物館

太田記念美術館

あなたのデスクトップにアートのインスピレーションを

ARTS WALLは、常にアートからの知的な刺激を受けたい方や、最新のアートに接したい方に、ARTLOGUEのコラムや、美術館やギャラリーで今まさに開催中の展覧会から厳選したアート作品を毎日、壁紙として届けます。 壁紙は、アプリ経由で自動で更新。