ARTLOGUE 三重県展覧会 度会郡南伊勢町展覧会 五ケ所浦展覧会
榊原匡章 展「神の通る道」 ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2018.02.07

EXHIBITION / 展覧会

度会郡南伊勢町

榊原匡章 展「神の通る道」

伊勢現代美術館| 2018.1.28(日) 〜 3.4(日)

  • 普通

口コミ(0件)


概要

画家 榊原匡章による、自身初のモダンアートの絵画展。白・赤・黄・緑・青の鮮やかな5 色のペイントで制作する作品には独特の風合いが見られ、白色で表現する「神の道」を始め、それぞれの色には独自の意味が込められています。榊原氏が77 歳にして挑んだ新しいアートをご高覧ください。

 

---------------------------------------------------------------

榊原匡章 展 「神の通る道」

絵を描く事は、まず白を塗る事から始める。
何も迷うことはない。

使う色は白色、赤色と黄色、そして緑色と紺色。
五色しか使わない。

道の白色、東から昇る太陽の赤色と西に沈む夕日の黄色、山の緑色、川の紺色。
この五色で絵は描けるのである。

神職は白色を纏い、神に近づく。
全ては白が基本である。

伊勢神宮にも白と黒の世界が存在する。
白色は神なり、黒色は人間そのものなり。

無になることは難しい。
「白から黒に」は簡単でも、「黒から白に」は不可能に近い。

考えずに色を塗ることは不可能だと思われるかもしれないが、私は考えないのである。
考えていたら前には進まない。

筆を握った手がワッと描くのである。
その時は無になる。
それは、すなわち「白」である。

七十七歳にして一気に描いたけれど、今度はいつ描けるのか分からない。
描きたいという衝動がいつ起こるのか、自分にも分からないから不思議である。

 

榊原匡章

 

-------------------------------------------------------------------------

<展覧会概要>

会 期:2018年1月28日(日)~3月4日(日)
時 間:10:00~17:00 (入館受付は16:30まで)
休館日:毎週火・水曜日(祝日開館、翌日平日休館)、
    夏期・冬期・臨時休館日あり
    ※詳しい開館日程は「スケジュール」にてご確認ください。
会 場:伊勢現代美術館 
入館料:一般:¥700 / 学生(大・高・中):¥500 / 小学生以下:無料
-------------------------------------------------------------------------

 

榊原匡章 展「神の通る道」フォトギャラリー

※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為は法律で禁止されています。

口コミ(0)

人気ランキング 展覧会(全国)

入江明日香 ― 心より心に伝ふる花なれば ―

茨城県 美術館・博物館

茨城県天心記念五浦美術館

写実絵画のいまむかし

茨城県 美術館・博物館

笠間日動美術館

TeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念 『エリック・カールと宙(そら) 展』

美術館・博物館

宇宙ミュージアム TeNQ(テンキュー)

太田喜二郎と藤井厚二

東京都 美術館・博物館

目黒区美術館

6月県博(けんぱく)デー

栃木県 美術館・博物館

栃木県立博物館

館蔵 夏の優品展「動物のかたち」

美術館・博物館

五島美術館

青のある暮らし ― 着物・器・雑貨

東京都 美術館・博物館

太田記念美術館

あなたのデスクトップにアートのインスピレーションを

ARTS WALLは、常にアートからの知的な刺激を受けたい方や、最新のアートに接したい方に、ARTLOGUEのコラムや、美術館やギャラリーで今まさに開催中の展覧会から厳選したアート作品を毎日、壁紙として届けます。 壁紙は、アプリ経由で自動で更新。