「二次元派展」開催!
今アジアが最も注目する日本のアーティスト達を多数紹介。本展が読み解く日本のアートの現在地、アジアの若者に共通する感性や時代感覚とは?
この数年、SNSをきっかけに東アジアで爆発的な人気を獲得している日本のアーティストたちがいることを、ご存知でしょうか?
彼らと彼らをとりまくアートシーンを初めて「二次元派」と名づけ、およそ30名のアーティストによる100点を超えるアート作品を紹介する展覧会「二次元派展」が、代官山ヒルサイドフォーラムとN&A Art SITEの東京都内2箇所で開催されます。
会期は、代官山ヒルサイドフォーラムは2022年8月24日(水)〜8月28日(日)まで、N&A Art SITEは2022年8月24日(水)〜10 月 1 日(土)まで。
2020年頃から中国を中心とする東アジアのアートマーケットでは、「二次元(二维)」という言葉が喧伝されるようになりました。この「二次元」が意味するものは、日本のゲームやアイドル文化、“可愛い”価値観、若者のカルチャーやファッションなど、より広い意味での“日本らしさ”の総称です。
ここ数年はSNSのネットワークを通じて、アジアの若手コレクターたちを中心に、二次元的な世界観をもつ日本のアーティストの作品が爆発的な人気を獲得し、今や非常に大きなムーブメントを形成するようになりました。しかし、それらのアーティストたちは日本ではあまり認知されず、いまだ体系的に論じる土俵が確立されていないのが現状です。
本展のキュレーターを務める沓名美和氏は約20年に渡り東アジアの現代アートシーンを間近に見続け、現代美術史を研究してきました。今回の展示では、奈良美智や村上隆にはじまる今日の日本現代美術の変遷を検証し、現在のポップカルチャーに根差した新しい表現者と、彼らを取り巻く文化・現象に焦点をあてます。
一部の展示作品は、展覧会各会場にて販売され、販売作品の中には展覧会開始前からのプレセールスも実施予定とのこと(詳細は公式ウェブサイトよりご確認いただけます)。
日本のアートの現在地、そしてアジアの若者に共通する感性や時代感覚を読み解く試みを是非ご体感ください!
〈参加アーティスト〉
天野タケル、大澤巴瑠、奥田雄太、小田望楓、カネコタカナオ、金澤シュウ、木原健志郎、木原幸志郎、きゃらあい、さめほし、サワダモコ、杉田万智、suma、中居ベル、西村昂祐、野澤梓、橋本ユタカ、BYNAM、東麻奈美、宏美、フカミエリ、Hogalee、まつもとこうじろう、森洋史、山口真人、山口歴、山口つばさ、Rooo Lou、渡邊涼太
※参加アーティストは変更の可能性あり
〈キュレーター〉沓名美和(KUTSUNA MIWA)
現代美術史家、アーティスト、キュレーター。多摩美術大学客員教授、魯迅美術学院現代美術学科教授、清華大学日本研究所訪問学者、REBIRTH ASIA代表、ボアオ文化産業フォーラム日本理事。多摩美術大学、韓国弘益大学大学院卒業。中国清華大学にて博士号を取得。現在は清華大学日本研究所にて東アジア文化芸術の専門家として外交行事にも携わる。2020年から日本の現代美術を中国に紹介するSNS番組「日本芸術情報網JAI」の代表理事とモデレーターを兼務。中国魯迅美術学院にて、中国の美大としては初めて「ものを作らないことに引き込む」というテーマで環境とアートについて講義を行っている。
開催概要
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■展覧会「二次元派展」
第1会場:代官山ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟)
会 期:2022年8月24日(水)〜8月28日(日)
時 間:11:00~20:00
*最終入場は閉場時間の30分前まで
*最終日は19:00閉場
休 場:会期中無休
料 金:無料
第2会場:N&A Art SITE(東京都目黒区上目黒1-11-16)
会 期:2022年8月24日(水)〜10月1日(土)
時 間:12:00~17:30
休 場:日・月・祝
料 金:無料
*第2会場は会期中に展示作品の入れ替えあり
URL :https://2jigenha.com
◯関連イベント
参加アーティストや専門家を招いたトークイベントを予定。
日 時:2022年8月26日(金) 夜予定
会 場:代官山ヒルサイドフォーラム
ホスト:沓名美和 (本展キュレーター)
二次元派展実行委員会 (展覧会・販売についてのお問い合わせ)
Mail:info@jai-inc.com
受付時間:平日 11:00-18:00
担当者: 森重(Japan Art Information 内)
- 展覧会
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