動画表現を多角的に探る。第13回恵比寿映像祭「映像の気持ち」が来年開催決定

動画表現を多角的に探る。第13回「恵比寿映像祭」が来年開催決定

2009年より毎年開催されている、映像領域と芸術領域を横断するフェスティバル「恵比寿映像祭」。映画、アニメーション、実験映像、ドキュメンタリー、現代美術ほか、多様なジャンルの映像芸術表現が一堂に揃うのが魅力です。

13回目を迎える今回は「映像の気持ち」をテーマに、見る人の感情を動かす映像の力に着目し、あらためて「動画」であるということについて向き合います。

本フェスティバルのアーティスティック・ディレクター、岡村恵子氏は今回のテーマについて「さまざまな工夫により編み出されてきた動画表現の原理とその歴史を参照しつつ、映像(動画)の魅力を楽しむ手がかりを提示し、さらなる拡張を続ける同時代の映像のありかたと、あたりまえのように映像とともに生きる現在を見つめなおす機会をつくりたい」と語っています。

文化都市東京・恵比寿から、東京都写真美術館の全フロア、恵比寿ガーデンプレイスおよび地域に広がる文化施設を舞台に、多様な映像表現の可能性を探求した恵比寿映像祭。ぜひ現地で体感してみてください。

〈参加アーティスト〉
赤松正行+ARARTプロジェクト、カワイオカムラ、木本圭子、シシヤマザキ、チョ・ヨンガク、トニー・アウスラー、ペトラ・コートライト、松本力、渡辺豪ほか

赤松正行+ARARTプロジェクト《ウロボロスのトーチ》2012年Akamatsu Masayuki+ARART Project, Uroboros Torch, 2012カワイオカムラ《ムード・ホール》2019年[参考図版] Kawai+Okamura, Mood Hall, 2019 [related image]渡辺豪《Aevum》2009-2012年/タグチ・アート・コレクション蔵Watanabe Go, Aevum, 2009-2012/ Taguchi Art Collection, Tokyo ©Go Watanabe, Courtesy of ANOMALYトニー・アウスラー《1,2,3》1996年/東京都現代美術館蔵Tony Oursler, 1, 2, 3, 1996/ Collection of the Museum of Contemporary Art, Tokyoチョ・ヨンガク《道路は流星のように》2019年[参考図版]Cho Youngkak, Highway like a shooting star, 2019 [related image]木本圭子《Imaginary・Numbers 2006》2006年Kimoto Keiko, Imaginary・Numbers 2006, 2006ペトラ・コートライト《sssss//////^^^^^^^》2011年Petra Cortright, sssss//////^^^^^^^, 2011松本力《宇宙登山》原画、2006年 Matsumoto Chikara, Original drawing for Climbing Universe, 2006シシヤマザキ《とにかくなにかをはじめよう》2020年ShishiYamazaki, Let’s Just Get It Started, 2020[展示出品作家]三原聡一郎 ラウンジトークの様子第12回恵比寿映像祭(会場:東京都写真美術館)より撮影:新井孝明ライヴ・イヴェント [フェスティヴァル連携|恵比寿映像祭×デジタル・ショック共催企画]SKYGGE×Ai.step 日仏アーティスト共演:AIと人間による音と映像のライヴパフォーマンスの様子 第12回恵比寿映像祭(会場:ザ・ガーデンルーム)より 撮影:新井孝明

 

開催概要
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会 期:2021年2月5日(金)~2月21日(日)
会 場:東京都写真美術館、日仏会館、ザ・ガーデンルーム、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
休 館:月曜日
時 間:10:00~20:00
*最終日は18:00まで
料 金:無料
*定員制のプログラムは有料

その他詳細や最新情報、関連プログラムについてはこちらからご確認いただけます。

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