文化芸術を政治の場でイシューに! 参議院選挙の全ての候補者に「文化芸術マニフェスト」を問う! 「ManiA」プロジェクト 始動!!

文化芸術を政治の場でもっとイシューに! 参議院選挙の全ての候補者に「文化芸術マニフェスト」を問う! 「ManiA」プロジェクト 始動!!

ManiA プロジェクト 始動!

日本において、より豊かで持続可能な文化芸術立国を目指すためには、制度や法律、予算などをが追いついていません。この現状を打破するためには、文化芸術を政治の場でもっとイシューにする必要があります。

このミッションのために、今夏行われる予定の 第25回参議院議員通常選挙の全ての候補者に文化芸術に対するビジョン「文化芸術マニフェスト」を問うプロジェクト「ManiA(マニア・Manifest for Arts)」を立ち上げました。

それに伴い 5月21日よりプロジェクトを実施するための資金集めに「MOTION GALLERY(モーションギャラリー)」にて、クラウドファンディングを開始しました。

 

プロジェクト概要

「ManiA(マニア)」では、今年の夏に行われる第25回参議院議員通常選挙に向けて、全国の各候補者に文化芸術に対するビジョン「文化芸術マニフェスト」を尋ね、回答をWEBサイトに集約、公開します。投開票後も選挙結果や「文化芸術マニフェスト」のその後の実施状況の見える化を図り、サイトを起点に、文化芸術に関する問題意識や課題を共有しディスカッションの出来る場を創出します。

 

クラウドファンディング

URL:https://motion-gallery.net/projects/mania_artlogue/
実施期間:2019年5月21日~8月30日 予定(閣議決定後、選挙日時に合わせて調整します)
目標金額:200万円
資金用途:「ManiA」 サイトの構築費、アンケートの回収オペレーション、オフィシャルグッヅの制作費、プロモーション、イベント開催費など
リターン:サイト「ManiA」でのお名前掲載、プロジェクト「ManiA」レポート書籍ご送付、ご支援いただいた方のみご参加の関連イベントへの招待、「ManiA」関連イベント開催権等

クラウドファンディング 画面イメージ



プロジェクトの背景

これまでの選挙を振り返って、文化芸術やクリエイティブ産業などが争点になった記憶はありません。それどころか、マニフェストに記載されていたとしてもほんの一文載る程度です。

議会制民主主義国家であるにも関わらず、選挙の争点どころかマニフェストにすら載らないということは、それだけ軽んじられているということではないか。

こうした問題意識から、2019年4月7日に投開票が行われた大阪府知事、大阪市長ダブル選挙の際、知事選の候補者である小西禎一氏(元大阪府副知事)、吉村洋文氏(大阪府知事)、大阪市長選の候補者である柳本顕氏(元大阪市議会議員)、松井一郎氏(大阪市長)に文化芸術に対するビジョンを伺いました。
https://www.artlogue.org/node/7248 

大阪府知事、市長 W選挙 直前! 大阪の文化芸術に対するビジョンを候補者に聞いた!

この取り組みに対して想像以上の反響があったこと、中でもSNS上で 「こんなアンケートを望んでいた」、「自分の地域でもやって欲しい」など前向きなご意見が多く、今回のような問いかけを、様々な地域の選挙で投げかけていく必要性をとても感じました。

日本では国家予算に対する文化予算の比率は、わずか0.1%程度という状況に見られるように文化芸術は軽んじられていると言わざるをえないです。

文化芸術の発展のためにも、文化芸術推進フォーラムや文化芸術振興議員連盟から「文化芸術省」創設の提言などロビー活動が行われていますが、それらの活動も社会に顕在化されておらず、マニフェストにも載ることはない思われます。

私たちは「ManiA」プロジェクトで、草の根のムーブメントを起こし、文化芸術の置かれている現状を有権者の後押しで改善していくためにも、参議院選挙で全ての候補者に文化芸術に対するビジョンを問いたいと思っています。

各候補者の文化芸術に対するビジョンを公すれば、私たちの投票の判断材料にもなります。また、候補者が文化芸術マニフェストで有権者と約束をすれば 、それが今後、議会でイシューとして取り上げられると確信しています。

「ManiA」プロジェクトは、国民の文化芸術への思いを社会に顕在化させ「居酒屋談義」で終わっている日本の文化芸術政策への不満をアクションにつなげるためにも重要なプロジェクトだと自負しています。

持続可能な文化芸術立国を目指し、「ManiA」を通じて草の根のムーブメントを起こしていく所存ですので、何卒、お力添えを宜しくお願い致します。

 

〈Mania ミーティング イベントご案内〉

クラウドファンディングのリターンも兼ねて、各地でイベントを開催予定です。
現在、下記のイベントが決まっております。

6/29(土)開催「ManiA ミーティング」トークセッション&ミートアップ

第25回参議院議員通常選挙を前に、現状の文化芸術に対する政策状況、課題について登壇者を招きトークセッションを行います。イベント終了後は登壇者も交えての交流会も開催します。 

2019年6月 29日 (土) 
時 間:本編 15:00~16:30、 懇親会 16:30~   
会 場:ネオローグイベントスペース(東京都港区西麻布1-1-4 オリエンタルビル8F) 
※会場の都合により「R-StartupStudio」より変更となりました。 
※終了後、懇親会を実施 
※支援者の方のみが視聴できるオンライン配信を検討中 
※交流会はドリンク・軽食付きです。  

○登壇者 
津田大介氏 (ジャーナリスト、あいちトリエンナーレ芸術監督)
鈴木大輔 (株式会社アートローグ 代表取締役CEO)
他  

また、もしManiA イベント開催をご希望の方はご連絡ください。

 

「ManiA」プロジェクト ご賛同人

愛葉宣明氏(一般社団法人ミス日本酒 代表理事 ) 
青柳正規氏(前文化庁長官、東京大学名誉教授) 
淺木正勝氏(全国美術商連合会会長、東京美術倶楽部代表取締役会長) 
岡本 真氏( アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG) 代表取締役/プロデューサー) 
是住久美子氏(田原市中央図書館 館長) 
下村今日子氏(アート芸術アドバイザー) 
田中邦裕氏(さくらインターネット株式会社 代表取締役社長) 
津田大介氏(ジャーナリスト、あいちトリエンナーレ2019芸術監督) 
西川千雅氏(西川流四世家元、日本舞踊家) 
伏谷博之氏(ORIGINAL Inc. 代表取締役 タイムアウト東京代表) 
松山大耕氏(妙心寺退蔵院 副住職) 
三潴末雄氏(ミヅマアートギャラリー エグゼクティブディレクター) 
村上 臣氏(リンクトイン・ジャパン株式会社 日本代表)
他多数

 

株式会社アートローグ 代表取締役CEO 鈴木大輔からのメッセージ

現在だけでなく未来に於いても、日本に培われた文化芸術の力が損なわれることなく活かされた心豊かな社会を実現するために、政治の場で文化芸術がもっとイシューとして取り上げられるべきです。
皆さまと共にムーブメントを起こしたく、この度「ManiA」プロジェクトを始動させました。
また、実施する予算を集めるためにクラウドファンディングにチャレンジすることにいたしました。お力添えいただけると幸いです。何卒、ご支援のほど宜しくお願いいたします。

 

クラウドファンディング

URL:https://motion-gallery.net/projects/mania_artlogue/

 

※このプロジェクトは特定の政治家や政党を応援するものではなく、全候補者に文化芸術への思いを公平にお聞きするものです。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
メール:info@artlogue.org 担当:芝田
 

 

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