アリン・ルンジャーン「モンクット」

タイの歴史を出発点とする作品で知られる現代美術家、アリン・ルンジャーン(Arin Rungjang)の日本初の個展を開催します。
ルンジャーンは1975年バンコク生まれ、同市を拠点にアジアと欧米を中心に活動。ヴェネツィア・ビエンナーレ(2013)、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015、ドクメンタ14(2017)ほか各国の国際展に招聘されるなど、世界の第一線で活躍しています。
2015年にパリで発表した《モンクット》は、「モンクット王」として知られるラーマ4世が自らが受け継いだ王冠を二度も複製し、二つ目のレプリカを1861年にナポレオン3世に贈ったという、歴史上の知られざる出来事が出発点となっています(「モンクット」はタイ語で「王冠」を意味します)。今回の個展では、ドクメンタ14への招聘のきっかけにもなった本作に新たな要素を加え、初めてフランス国外で展示します。

/ 2017年10月28日