国立国際美術館 開館40周年記念 連携企画 「いまを表現する人間像」

古代の俑に対峙するように、国立国際美術館の所蔵作品から、9点の現代作家による人物彫刻を展示いたします。これは現在、当館とともに中之島で芸術文化の活動を牽引する、同館の開館40周年を記念する初めてのコラボレーションです。異なる背景のもと制作された現代と古代の人物造形は、千年を超える時間と空間の隔たりを持ちながらも、共に生き生きとそれぞれの時代の人間の姿を表しています。現代作家の創造性と、古代の造形美とが巡り会う、新たな試みをご覧いただきます。

/ 2017年12月16日

三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館

三沢厚彦は、現代日本を代表する彫刻家のひとりである。鑿(のみ)や刀を使用する木彫という伝統的な技法によって、クスノキの丸太から彫り出され、油絵具で彩色された実物大の動物たち「ANIMALS」。それは、まさしく「anima(魂)」が吹きこまれたかのごとく、生々しい生命感を発する。
建築家、白井晟一の設計による、特徴的な建築空間をもつ松濤美術館のあちこちに出現し、周囲の空気を振動させるような強い存在感を放ちながら、館内を自由に闊歩する「ANIMALS」。ここを「アニマルハウス-謎の館」と称して、館の主人に見立てた作家・三沢厚彦の創作活動の現場や、彼と親交の深い注目の3人の作家たちとの交感と共鳴によって巻き起こる出来事をご注目いただきたい。

/ 2017年10月7日