組版造形 白井敬尚

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(=ggg、東京都中央区銀座7-7-2)は、9月26日から11月7日まで、第362回企画展「組版造形 白井敬尚」展を開催する。
 タイポグラフィというデザイン要素の中でも、「紙面に文字組版を配置・構成した空間を含む造形」である「組版造形」。ブックデザインやエディトリアルデザインを中心に活動を続ける白井敬尚氏による今回の展覧会に付けられたタイトルでもある。美しい装丁の数々が展示されるとともに、基本的には墨文字1色の見開きページがずらりと並ぶ、少し異色の展覧会となる。
 また、実際の仕事とともに、一部ではあるが制作にあたって参照された資料なども紹介。1冊の本を作るのにどれほど目を見開く必要があるのかが伺い知れると同時に、過去の知識や造形がいかに引用・参照され、形を変えて継承されていくのか、表層だけではない、実に奥深い組版造形の世界を堪能することができる。

/ 2017年9月26日