戸谷成雄―現れる彫刻

彫刻の根源的成り立ちから考察したうえで作り出されてきた戸谷成雄教授の作品は、彫刻が生み出す作品世界への深い思索を誘う。下層に何かがうごめいているかのようにも見える彫刻の表面は、見えるものと見えないもの、現れることと現れないこと、といったふたつの領域の境界を示す。展示空間全体を使った大型作品を中心に展示し、戸谷が思考してきた彫刻の構造とその発生の場を探る。

/ 2017年10月16日