ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2019.01.31
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概要
鳥取県西伯郡県村(現・米子市)に生まれた洋画家・金畑 実[かねはた・みのる/1918-2001]は、鳥取県立米子中学校(現・鳥取県立米子東高等学校)を卒業後、東京美術学校(現・東京藝術大学) 油画科へ入学し、藤島武二に師事します。しかし学徒出陣のため1942年に繰り上げ卒業し、約3年間の従軍生活を過ごしました。終戦後に帰郷、美術教員として米子東高や米子西高で教鞭を執りながら、少女や家族などをテーマに画業を再開。一方で、戦時中の労苦をテーマにした作品群も描きました。1971年の欧州旅行を経て、明るい空と街の風景を描きはじめた金畑はやがて、古刹の仁王像や地蔵菩薩像の表現に活路を見出し、精力的に制作に取り組みました。本展では、金畑の代表作と、盟友・五驥会(ごきかい /鳥取県西部出身洋画家グループ)の仲間・教え子たちの作品とをあわせて紹介します。
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