ARTLOGUE 東京都展覧会 世田谷区展覧会 奥沢展覧会
宮本三郎《歌い手》1964年 世田谷美術館蔵:「宮本三郎 装飾性の展開」世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館 ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2018.12.20

EXHIBITION / 展覧会

世田谷区

宮本三郎 装飾性の展開

世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館| 2018.9.8(土) 〜 2019.3.17(日)

  • 普通

口コミ(0件)


概要

写実表現を得意としていた洋画家・宮本三郎(1905-1974)。生前より定評のあったその描写力は、ともすれば技巧的ともとられかねないものかもしれません。

一方で、宮本の作品を眺めるとき、平坦な背景や画面構成のあり方にも目が留まります。宮木の技術を際立たせ、さらに作品としての魅力とバランスを与えていたのは、この、フラットで装飾的な画面構成だったのではないでしょうか―

本展では、そうした間いから出発して「装飾性」をキーワードに初期から晩年までの宮本三郎の画業を追います。また、生涯のうち二度の渡欧を実現し、さらに西欧の美術に多くを学んでいた宮本ですが、それは同時に、自身が「日本の洋画家」であることの意味と意義を追求することを意味してていました。

日本美術の特色の一つともいえる装飾性は、たとえば江戸時代の浮世絵がクロードモネやフィンセント・ファン・ゴッホに驚きをもって迎え入れられたように、海外の画家たちにも深く影響を与えています。それが、宮本の作品世界にある種のアイデンティティとオリジナリティを与える要素であったともいえることを、数多くの作品が物語っています。

生涯を通じて多彩な表現に挑み統けた宮本三郎。その作品世界に通底する魅力を、「装飾性の展開」という視点から探ります。

口コミ(0)

人気ランキング 展覧会(全国)

入江明日香 ― 心より心に伝ふる花なれば ―

茨城県 美術館・博物館

茨城県天心記念五浦美術館

写実絵画のいまむかし

茨城県 美術館・博物館

笠間日動美術館

TeNQ5周年×絵本「はらぺこあおむし」誕生50周年記念 『エリック・カールと宙(そら) 展』

美術館・博物館

宇宙ミュージアム TeNQ(テンキュー)

太田喜二郎と藤井厚二

東京都 美術館・博物館

目黒区美術館

6月県博(けんぱく)デー

栃木県 美術館・博物館

栃木県立博物館

館蔵 夏の優品展「動物のかたち」

美術館・博物館

五島美術館

青のある暮らし ― 着物・器・雑貨

東京都 美術館・博物館

太田記念美術館

あなたのデスクトップにアートのインスピレーションを

ARTS WALLは、常にアートからの知的な刺激を受けたい方や、最新のアートに接したい方に、ARTLOGUEのコラムや、美術館やギャラリーで今まさに開催中の展覧会から厳選したアート作品を毎日、壁紙として届けます。 壁紙は、アプリ経由で自動で更新。