ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2018.08.02
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概要
大正~昭和初期にかけて、マスメディアの発達、印刷技術の革新により、書籍、雑誌、パンフレット、絵はがき、広告など、「イマジュリィ」と呼ばれる大衆的な複製印刷物が数多く生み出されました。それに伴い出版界が隆盛し、竹久夢二や小村雪岱など、多くの人気画家たちが小説や雑誌の挿絵、書籍の装幀を手がけました。
また、この時代はキネマ(映画)、演劇、音楽、カフェ、モダンファッションなど、様々な大衆文化が花開いた時代であり、銀座をはじめとする東京がその中心であったと言えるでしょう。商業デザインという概念が生まれたのもこの頃で、杉浦非水はその先駆けと呼ばれました。
本展は、千代田区が東京ステーションギャラリーと共催で開催する「夢二繚乱」(2018年5月19日~7月1日)と連動して開催され、竹久夢二の生きた大正時代のデザインを紹介するものです。 雑誌や装幀、パンフレットやパッケージデザインなど、いまなお清新な輝きを放つ大正〜昭和初期にかけての様々なグラフィック・デザインを紹介します。
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