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絵画の現在  ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2017.11.29

EXHIBITION / 展覧会

府中市

絵画の現在 

府中市美術館| 2018.1.14(日) 〜 2.25(日)

  • 普通

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概要

津上みゆき《View, Tokyo Merry-go-round, Winter, 2017》 2017年 個人蔵
顔料、アクリル、リネン 227.3×181.8cm
courtesy of HASHIMOTO ART OFFICE photo: 長塚秀人

 

現代の絵画を積極的に紹介してきた当館の成果を継承し、未来へつなげる企画です。1990 年代から2000 年代の20 年間に制作の基礎を培った作家7 組の絵画への取り組みを解読し、彼らが制作を通して問うている、「絵画の現在形」を探ります。出品作家はみな地域との縁(出身、多摩地域の大学の卒業生、在住等)を持っています。美術大学やアトリエが多く集まるという多摩地域の特性や、その中に位置する府中市美術館の活動の特徴など、さまざまな形で「多摩発」の美術を提案していきます。

 

展覧会の見どころ

 

1 今日のわたしに、会いに行く

少し想像力をめぐらしてみてください。本展に並ぶのは、私たちと同じく今日を生きている美術家たち7 組の、最新作です。彼女/彼らの作品が、「絵画の現在」というテーマのもとに、ひとつの場所に集まるのは、この展覧会一度きりです。会場にいらした皆さんは、作品に何を感じ、何を見出すことでしょう。ほんの少しでも心が動いたら、それは今日のあなただけの宝物です。どうぞじっくりと向き合ってください。この展覧会が、特別な出会いと発見の場となることを、心から願っています。

2 「絵画」をあらためて見つめる

現代における絵画について、一度振り返ってみましょう。本展の出品作家は、筆遣い、物質感、抽象か具象か、サイズ感などを比べてみても、実にさまざまな絵画を描いています。そんな彼らの共通点は、絵画という表現に極めて自覚的に取り組んでいる、ということです。
映像、パフォーマンス、インスタレーション、社会的実践……今日の美術表現では、多様な素材やメディア、手法が扱われており、絵画がやや古典的な分野になっていることも事実です。それでもなお、絵が描き続けられることの意味はいかなるものでしょうか。美術家たちの真摯な取り組みは、私たちが絵画を見つめ直す機会となるにちがいありません。

 

開催概要

 

会  期:2018 年1 月13 日(土)~2 月25 日(日)
休  館  日:2 月12 日をのぞく月曜日、2 月13 日(火)
開館時間:10:00-17:00(入場は16:30 まで)
主  催:府中市美術館
協  力:GALLERY CAPTION、HAGIWARA PROJECTS、ShugoArts、
     HASHIMOTO ART OFFICE、nap gallery、switch point
観  覧  料:一般700 円(560)、大学生・高校生350 円(280)、
     中学生・小学生150 円(120)
     ※( )内は20 名以上の団体料金
     ※未就学児及び障害者手帳等をお持ちの方は無料
     ※常設展もご覧になれます
     ※府中市内の中学生・小学生は学びのパスポートで無料

 

絵画の現在 フォトギャラリー

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