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ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜 ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2017.12.07

EXHIBITION / 展覧会

台東区

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜

東京都美術館| 2018.1.23(火) 〜 4.1(日)

  • 普通

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概要

ヤン・ブリューゲル1世、ヤン・ブリューゲル2世《机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇》
1615-1620年頃 Private Collection

 

受け継がれた一族の魂。

ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜

本展は、2012 年にイタリアのコモ市で開催されたのを皮切りに、以後、作品の入れ替えを行いながら、イタリアやフランス、ドイツ、イスラエルなどを巡回し、この度日本で開催されます。

16、17 世紀のヨーロッパにおいて最も影響力を持った画家一族のひとつであったブリューゲル一族。一族の祖であるピーテル・ブリューゲル1 世は、雄大な風景やヒエロニムス・ボス風の版画の下絵で人気を博しました。彼の革新的な点は、現実世界を冷静に見つめ、人間の日常生活を何の偏見もなく、ありのままに表現することにありました。この観察眼は、彼の2人の息子へ、更にその子孫たちへと受け継がれ、一族の絵画様式と伝統を築き上げていくことになります。

長男のピーテル2 世は父の作品の忠実な模倣作(コピー)を手がけ、父の作風を世に広めるのに大きく貢献します。一方、弟のヤン1 世は、父の自然への関心を受け継いで発展させ、多くの傑作を残しました。この2人の息子たちにより、ピーテル1世の名声は不動のものとなりました。そして、ヤン2 世やアンブロシウス、アブラハムといったヤン1 世の子孫たちが、一族の作風を受け継いでそれぞれに活躍し、「ブリューゲル」はひとつのブランドとして確立されていくのです。

本展では、その系譜を辿りながら、風景画、風俗画、花の静物画など、一族やその追随者たちが手がけた作品を通して、16-17世紀フランドル絵画の魅力に光を当てます。

 

◆開催概要

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
会 期:2018年1月23日(火)~4月1日(日)
会 場:東京都美術館 企画棟 企画展示室
休室日:月曜日、2月13日(火)   ※ただし、2月12日(月)は開室
時 間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
    金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
料 金:一般 1,600円(1,400円) / 大学生・専門学校生1,300円(1,100円) /
      高校生 800円(600円) / 65歳以上 1,000円(800円)
      ※()内は前売・団体料金
      ※中学生以下は無料
      ※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・
       被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
      ※いずれも証明できるものをご持参ください
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