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長くつ下のピッピの世界展 ~リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち~

7月28日 - 9月24日

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このたび、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年を記念して「長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜」を開催する運びとなりました。

1941年の冬、アストリッド・リンドグレーンは、風邪で寝込んでいた愛娘を喜ばせようと、天衣無縫な女の子の活躍を次々に即興で語りました。これが『長くつ下のピッピ』誕生のきっかけです。そして1945年、第2次世界大戦終戦の年に出版された世界一強い女の子ピッピの本は、またたく間に世界中の子どもたちの人気を集め、今日まで70年以上にもわたり読み継がれてきました。

本展では、スウェーデン王立図書館所蔵、ユネスコ“世界の記憶”に登録された『長くつ下のピッピ』等の貴重な原画をはじめ、スウェーデン、デンマーク、エストニア他より、「ピッピ」「ロッタちゃん」「やかまし村」シリーズ等の原画、さらにはリンドグレーン自らがタイプして愛娘の10歳の誕生日に贈った「ピッピ」のオリジナル原稿、愛用品など約200点が出品され、その多くが日本初公開となります。さらに、本展のために製作された特別映像や、ピッピの住む〈ごたごた荘〉を再現した大型模型もお楽しみいただけます。

また、リンドグレーン作品に描かれる、スウェーデンの生活文化、自然との共生、子育てといったテーマにも焦点があてられます。94年の生涯に多くの子ども向け作品を生み出し、“子どもの本の女王”と呼ばれたアストリッド・リンドグレーンは、その人生と作品において、子どもの人権を守り、不正に対して声をあげ、動物の権利の擁護者としても、あらゆる虐待に反対の立場を表明したオピニオンリーダーでもありました。そんな作者の知られざる人生もご紹介します。すべての子どもたちと家族、かつて子どもだった大人たちに贈る、ノスタルジックで心温まる展覧会です。

 

開催概要

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会 期:2018年7月28日(土)~9月24日(月・休)
会 場:東京富士美術館
時 間:10:00~17:00(16:30受付終了)
休 館:月曜日
*9/17(月)は開館、9/18(火)は休館
観覧料:大人1,300円(1,000円)、大学生・高校生800円(700円)、中学生・小学生400円(300円)
*未就学児無料
*土曜日は中学生・小学生無料
*()内は各種割引料金(20人以上の団体および前売り料金)
*障がい児者、付添者1名は半額(証明書をご提示下さい)
*誕生日当日にご来館された方はご本人のみ無料(証明書をご提示ください。休館日の場合は適用できません)

 

作者紹介

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94年間の生涯に多くの子ども向け作品を生み出し、“子どもの本の女王”と呼ばれる世界的な児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン(1907-2002)。その著書は、全世界100か国以上の言語に翻訳され、出版部数は総計1億6000万部にのぼります。代表作『長くつ下のピッピ』は、1941年、風邪で寝込んでいた娘カーリンを喜ばせようと即興で語ったストーリーが元となり、今日までロングセラーを誇っています。

リンドグレーンは、スウェーデンのスモーランド地方の農場で生まれました。自然の中で幸せな子ども時代を過ごした原体験は、彼女の最も重要な創造の源泉となりました。その後、18歳で未婚の母となり、仕事と育児を両立させたリンドグレーンですが、自分らしさを貫いたその生き方や、良いことも悪いことも含んだ人生には、現代の女性にとっても共感できる部分が多いことでしょう。

リンドグレーンはその作品と人生において、子どもの人権を守り、不正に対して声をあげたオピニオンリーダーでもありました。特に、1978年ドイツ書店協会平和賞授賞式で行ったスピーチ「暴力は絶対だめ!」は議論を巻き起こし、翌1979年にスウェーデンは子どもに対する肉体的・精神的暴力、体罰を法的に禁止した最初の国となりました。法制化のための様々な支援活動において、重要な役割を果たしたのがリンドグレーンでした。
リンドグレーンは、その94年の波乱万丈な生涯で、まさにピッピのように「常識」にとらわれることなく、権力に屈せずに正しいと思うことを強い意志とユーモアを持って貫き通し、子どもたちのために、いちばん大切なものを守る努力を続けました。

 

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