ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2019.06.01
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概要
女性初の日本美術院同人で、文化勲章を受章した小倉遊亀(1895-2000)。家族や子供、または裸婦を含めた人物画、そして静物画をよく描きました。対象の本質を捉えようとする理知的造形が魅力で、個々の持つぬくもりを感じさせる独自の視点を確立しています。本展では、遊亀の画業を紹介するとともに、師の安田靫彦をはじめとして、横山大観、菱田春草、今村紫紅、速水御舟、小茂田青樹、小林古径、前田青邨ら院展の仲間の、時代を切り開いた優作が一堂に会します。滋賀県立近代美術館が所蔵する粋(すい)であるこれらは、日本画を語る上で欠かせない作品群であることは間違いなく、まとまって見られる貴重な機会となります
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