ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2019.03.05
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概要
歌川国芳(うたがわ・くによし1797-1861)は、幕末に活躍した江戸の浮世絵師です。12歳で初代歌川豊国に入門したと言われ、はじめは不遇な時代を過ごします。しかし、30歳を過ぎたころ、豪傑や英雄たちをダイナミックに描いた「水滸伝シリーズ」が大評判となり、"武者絵の国芳"として一躍、錦絵界のスターダムにのし上がりました。その豊かな発想力はとどまるところを知らず、巨大な骸骨が登場する劇画やユーモア溢れる寄せ絵といった奇想天外な作品を次々と生み出します。本展では、この他、身近な動物を擬人化した風刺パロディや、洋風表現を取り入れた風景画、当世の最新ファッションをまとった妖艶な美人画など、型破りで異彩を放つ国芳作品、約150点をご紹介します。"奇想の絵師"と称される国芳ならではの多彩で変化に富んだ画域の広さをどうぞご堪能ください。
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