ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2019.03.05
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概要
蚕を育て、繭から生糸を紡ぎ、機を織る様子が描かれている《養蚕機織図屏風》を展示します。本屏風は狩野派の2代目・狩野元信(かのう もとのぶ)の筆と伝えられているものです。六曲一双屏風という大きな画面のなかで、養織作業の工程と背景の季節が、画面右から左へと進んでいきます。養蚕機織の画題は、農民の苦労を知るという意味で、帝王教育の一環として中国で耕作図と共に描かれたものです。日本にも、梁楷(りょうかい)筆「耕織図巻」が伝わっていたことが知られています。本屏風と対をなすと思われる《四季耕作図屏風》は現在アメリカにあるようです。陶磁器は、常設の中国の陶磁器15点に加え、江戸時代に肥前(現在の佐賀県と長崎県)で作られた色絵作品(古九谷様式)を展示します。その他、アジアの彫刻8点、唐時代の俑2点、そして岡田茂吉作品などを展示します。開催期間中(3/15~3/25限定!)お茶席をご用意させていただいております。時間は11:00~15:00です。お抹茶・お菓子付300円です。場所は東京黎明アートルーム 2Fラウンジ
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