ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部 更新日: 2019.02.06
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概要
「ポーラミュージアム アネックス展」は、公益財団法人ポーラ美術振興財団が、1996年以来実施している「若手芸術家の在外研究助成」を受けられた方々の研究成果をご被露いただく展覧会であり、今回で14回展を迎える。展覧会のタイトルとして「捨象と共感」という言葉が付されているが、このイメージによって出品作が選ばれているわけではなく、監修者が4名のアーティストに出品依頼を行い、作品はいうまでもなく各アーティストの自由な創意に委ねられている。「捨象と共感」という言葉は実は、「抽象と感情移入」という旧知の美術史家W.ヴォリンガーの概念を、監修者が意図的に変えてみたものである。デュシャン以降のアートの「困頓」いや「混沌」のなかで、批評家の側は旧い概念に頼ってみたくなる。捨象と共感とはただし、ここでは対立する概念として立てられているわけではない。創作者であるアーティストが何を選ぶこととなり、選ばれたものを受け入れたか。監修者がここに選ぶこととなった4名のアーティストの作品は、監修者に受け入れられたばかりでなく、多くの方々に受け入れられることとなると確信している。展覧会監修者 木島俊介(公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館館長)
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