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新雪の時代 ― 江別市世田谷の暮らしと文化 ARTLOGUE 編集部 ARTLOGUE 編集部    更新日: 2019.01.30

EXHIBITION / 展覧会

世田谷区

新雪の時代 ― 江別市世田谷の暮らしと文化

くりっく 世田谷文化生活情報センター 生活工房| 2019.1.26(土) 〜 3.10(日)

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概要

北海道江別市に位置する、もう一つの世田谷。作品や資料をとおして、北の世田谷を紹介する初の展覧会です。北海道江別市の世田谷部落*をご存知でしょうか? 北の〈世田谷〉は、石狩川とその支流の世田豊平川、豊平川に挟まれた野幌原野の三角州に位置しています。1945年7月、食糧増産を目的とする「拓北農兵隊」として、東京都世田谷区から入植した33世帯がその名の由来です。東京の空襲で焼け出された、エノケン一座の役者や音楽家、大学講師などさまざまな経歴を持つ人々は、数多くの困難を乗り越えながら、農耕作に適さない過酷な泥炭地を切り拓きました。その一方で、終戦まもなく共同で建てた「世田谷倶楽部」で、文学・思想・詩・音楽・書道・英語などを子どもたちに教えはじめます。さらに1947年に創刊した機関誌『新雪』では、日々の暮らしを綴った文章のほか、詩作や評論なども展開されました。この倶楽部で学んだ開拓2世の山形トムさんは、のちに「北の世田谷美術館」を設立し、現在も農民画家として制作を続けています。本展では、入植者自身が書き残した文章や山形トムさんの絵画、地元の市民劇団「川」による演劇上演の記録など、現存する資料や作品をとおして、<世田谷>の歩んだ暮らしと文化活動を紹介する初の展覧会です。新天地で文化を自ら切り拓いた人々の活動をご覧ください。*北海道では、行政組繊の「村」と区別する日常語として、「集落」や「コミュニティ」等の意味で部落という言葉が今も使われています。

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