「鉄道芸術祭vol.4「音のステーション」」 CURATORS TV

「鉄道芸術祭vol.4「音のステーション」」 CURATORS TV

「鉄道芸術祭vol.4「音のステーション」」のギャラリートーク

スピーカー

木ノ下智恵子

会場

アートエリアB1

会期

2014年10月18日~12月23日

展示について

鉄道の創造性に着目した企画展「鉄道芸術祭」。第4回は〈音・技術・ネットワーク〉をテーマに、「音」を多角的に捉えるアーティストによる作品展示をはじめ、現代音楽コンサート、電車公演、公開ラジオ等々、多彩なプログラムを展開します。本展では、既存の音楽作品の紹介に留まらず、現代の環境やテクノロジーを取り入れた実験的な試みを繰り広げ、「音」による表現の新たな可能性を探求します。〈人・アート・音・鉄道・情報〉が交錯する「音のステーション」をお楽しみください。

アーティストについて

藤本 由紀夫(美術家)1950年生まれ。大阪芸術大学音楽学科で電子音楽を学んだ後、1980年代半ばより日常のなかの「音」に着目した装置、サウンド・オブジェを制作。インスタレーションやパフォーマンス等を通じて、空間における「音」の体験から新たな認識へと開かれていく作品を展開。2007年、国立国際美術館にて個展「+/−」を開催する他、数々の国際展に参加している。宇治野 宗輝(美術家)1964年生まれ。1990年代より、電気製品を用いたサウンドスカルプチャー「Love Arm」シリーズを制作。2004年からのプロジェクト「The Rotators」では、DJ用ターンテーブルと家電製品、自動車パーツ等を用いた自動リズム演奏装置を制作。その展示とパフォーマンスは、世界各地で高い評価を得ている。2013年、箱根「彫刻の森美術館」にて大規模な個展を開催。 http://the-rotators.com/ https://www.facebook.com/ujinorotators相川 勝(美術家)1978年生まれ。多摩美術大学在学中より、「複製」と「身体」をテーマにした作品を発表。近年は、「複製芸術」、「著作権/違法コピー」等に注目し、ロックやメタル等のCDを手描きとアカペラにより完全コピーした作品《CDs》をはじめ、ビデオやDVD作品、インターネット回線による電話サービスSkypeを題材にした作品を展開している。http://www.masaruaikawa.com/八木 良太(美術家)1980年生まれ。主に音や文字、時間を題材に、オブジェ、映像、インスタレーションからインタラクティヴな作品まで、多様な表現手法を用いて作品を制作。身近な音やモノの機能、言葉の属性を読み替え、再構成することで、作品を通じて新たな知覚を探る試みを展開している。2014年、神奈川県民ホールギャラリーにて個展を開催予定。http://www.lyt.jp/和田 晋侍(ミュージシャン、ドラマー)1981年生まれ。2002年結成のアブストラクトバンド巨人ゆえにデカイをはじめ、DMBQ、手ノ内嫁蔵、DODDODOband等で活動。また、2001年から行っている自身の不定形ロックプロジェクトワダロッカーズでは、即興演奏に潜むロック感を追求。近年のソロライブでは主に改造ドラムセットからのフィードバックを操作する演奏を行う。http://www.wadashinji.com鈴木 昭男(サウンド・アーティスト)1941年生まれ。1963年、「階段に物を投げる」というパフォーマンスをきっかけに、「聴く」ことを主体にした創作活動を行う。1987年ドクメンタ8(カッセル)出場、1996年ソナムビエンテ・フェスティバル(ベルリン)で「点 音(oto-date)」を発表。サウンド・アートの先駆者的存在として知られながら、「音と場の探求者」として国内外で活動を展開している。http://www.akiosuzuki.com/江崎將史(音楽家、トランペット奏者)1969年生まれ。トランペットを金属の管であると再定義し独自の奏法を数多く開発。即興を軸にしたライブ活動を行う。近年は事の音への変換やゲーム、うごき、などによる作曲活動も。 空き瓶吹奏、「アキビンオオケストラ」を主宰。 チェンバーロックスティディーバンド「popo」他、多岐に渡る活動がある。 http://ezm333.blog42.fc2.com/伊東 篤宏(美術家、OPTRONプレーヤー)1965年生まれ。蛍光灯の放電ノイズを拾って出力する自作音具「OPTRON」を開発・発展させ、世界各国の展覧会や音楽フェスティバルで現代美術側からの音、あるいは音楽へのアプローチを続けている。また、バンドやユニットでも活動し、ジャンルや音楽スタイルの枠を越えた活動を展開している。http://gotobai.net/

スピーカーについて

木ノ下智恵子大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教員、アートエリアB1運営委員。1994年 神戸芸術工科大学/大学院修了。専門は、現代芸術に関する企画制作(プロデュース/アートマネジメント)。1996年から2005年まで公共文化施設神戸アートビレッジセンターに、美術プロデューサーとして勤務(2013年よりアドバイザー)。現代美術家の個展、若手芸術家育成プログラム、アートマネジメント講座、都市のアートプロジェクト、エイズ国際会議公式プログラム、近代産業遺産を活用したプロジェクトなど、多岐に渡る芸術実験を試みる。また、フリーペーパーや雑誌やwebなどで執筆やディレクションも手がける。

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